ひろさんからのご相談
私は山形に住む28歳の会社員で、彼氏は大阪に住む29歳の会社員です。
私たちは同じ大学院でしたが、当時はほとんど接点はなく、卒業後仕事で再会し、現在1年ちょっとお付き合いをしています。
現在の状況は掲題の通りであり、年末年始に大きな喧嘩をしました。
コロナ禍ではありますが、次いつ会えるかわからない、ということで彼が山形に来てくれ、私の家でゆっくり過ごす予定でした。
しかし、お互いに積もった些細な不満(朝起きる時間、部屋の温度、お風呂を張るかどうか、脱いだ服の置き場など)から、大晦日に私が先に爆発してしまいました。
元旦には2人でお互いの悪いところや、あの時の言動は傷付いたなどいろいろ話した結果、お互いどうしたらいいかわからない、という結論に達し、予定を早めて彼は大阪に帰って行きました。
それからほとんど連絡がとれず、現在に至ります。
「ほとんど」というのは、大阪に着いた後、「家についた!」と普段と変わらない連絡がありました。
その後、5日に私が受けていた国家資格の試験結果が出ることは伝えてあったため、無事に受かったことを連絡したところ、「おめでとう」と返信をくれました。
翌朝、「ありがとう、行ってきます!」と普段通り私から連絡を入れましたが、そこから何もありません。
ここまでこじれた喧嘩は私自身初めてですし、彼が家に忘れていった物も送って良いのか、ずっと悩んでいます。
私は彼と仲直りして、これから先もずっと一緒に居たいと思っています。
幸い、彼は良かれ悪かれ、連絡してくると信じて待ってはいますが、休みの日は特に、不安が襲ってきます。遠距離ですので、このまま彼がいなくなるのではと。
サブリナさんが経験された状況と酷似していると思いますが、やはり待つことが最善なのでしょうか。
ひろさんの相談にお答えします
ひろさん。
ご相談いただきまして、ありがとうございます。
ご返信が遅くなてしまったこと、申し訳なく思っています。
すでに、2ヶ月ほどの時間が経っています。
きっと、彼からの連絡があり、ギクシャクしながらも連絡の取れる日常になってきたのではないかな。と予想しております。
すでに必要がないかもしれませんが、返信させてください。
私的には、、待つのがベストかと
やはり待つことが最善なのでしょうか。
まずはここについて。
ヒートアップしている時は、お互いに相手の悪いところばかりが浮かんできます。
それに、ついつい相手を責めてしまいます。
そうなると、責められた側は「攻撃された!」と感じ、相手に敵意を持つ。
こんな流れにどうしてもなりがち。
それを回避するためにも、冷却期間は大切です。
そういう意味でも、
『待つ』
ことで関係がこじれず、好転を期待できます。
私的には、最善の策だと思います。
ひろさんや彼の性格がわかりませんが、今までうまくお付き合いしていたことなどからも、今回の喧嘩で『決定的な心変わり』が起こることはないと思います。
お二人の怒りが収まれば、今のひろさんのように相手に対しての慈しみも出てきます。
彼にも同じことが起こると思います。
その時、連絡がきます。
焦って行動するのはやめた方がいい
彼の気持ちがわからないと焦る気持ちはよくわかります。
しかし、
焦った末、後悔している人を何人も知っています。
感情的になっている時こそ、冷静になるまで行動を起こさず、じっとすること。
これはとても大切。
ひろさんにとっても、時間が必要です。
待つ間に考えて欲しいこと
すでに、喧嘩から時間が経って感じていらっしゃると思いますが、
彼を失うかもしれない。と考えれば考えるほど、彼が愛しく感じることでしょう。
彼の素晴らしいところ、彼の優しさ、彼の愛。
嫌な部分以上に、たくさんの良いところがあること。
ひろさんはわかっていたけれど、それについて感謝を忘れていませんでしたか?
そのことが、たわいもない喧嘩に繋がってしまったのかもしれません。
今、彼の大切さを十分に感じ、彼に感謝しているのなら、
今後、彼への気持ちも変わります。
たとえ、同じことがあったとしても、ひろさんが譲れる部分があるかもしれません。
こうやって、お互いを受け入れあっていくことで、離れられない関係になっていき、絆も深まり。それと同時に、相手に大きな安心を感じます。
まるで、コーヒーとミルクが混ざり、『カフェオレ』になるように、一緒に過ごすことで、お互いの人生が今までとは違うものになっていくのです。
そうなれば、逆に別れることの方が困難になっていくでしょう。
せっかく遠距離も頑張っているのですから、ぜひ『離れがたい存在』を目指して欲しいと思います。
気をつけたいこと
喧嘩って、
お互い腹の中を見せ合って、わかりあう。
みたいなイメージかもしれません。
でも、男性って、女性に対して神秘的な部分を求めていることも少なくないです。
そして、大きな母のような寛容さも。いわゆる母性ってやつですかね。
本当のところ、彼は
彼女が口汚く罵ったり、自分や他人を貶めたりするところを、見たくないのです。
その度、彼女に幻滅してしまいます。
女性は、喧嘩して仲直りして、『はい。もとどおり』って考えているかもしれないけれど、男性って、必ずしもそうじゃない。
このことを、ぜひ知っておいて欲しいのです。
もちろん、
自分の意見をいうことは大切。
ただ、伝え方はもっと大切。
お互い、気をつけて行きたいですね。
頑張ってください。
応援しています。