あなたには、年の離れた友人はいますか?
密に会うような友人とかではなくても、雑談や食事に一緒にいけるような間柄で気の合う人。
どうでしょうか?
もし思い当たる人物がいたら、とってもラッキー。
なぜ?
と思われるかもしれませんが、
年代の違う(一回りくらい)人は、自分の未来をより具体的に感じさせてくれる存在だからです。
私の年齢の場合ですと、年上は還暦前後、年下なら、30代後半くらいかな?
実際は、60代に手のかかった友人女性と、年下はもう少し下の世代。20代前半の仕事先の同僚が『年の離れた友人』に相当するかな?と思います。
彼女たちと話していると、驚く事がとても多く、刺激になります。
これが、ジェネレーションギャップか!とショックを受ける事も多々。笑
まだまだ知らない事がたくさんあるんだな〜と、単純に感心したりするんですよね。
で、このコミュニケーションの中に、とってもたくさんの『未来』が詰まっているな〜と感じ、なんだかとっても重要な経験をしているんじゃないかと思ったんです。
ちょっとぼんやりしすぎてるので、もう少し具体的に。
私の話を交えてお伝えしますね。
まず、年上の友人。
こちらはわかりやすく、人生の先輩として、私がこれから経験するかもしれない、経験するであろう事を教えてくれます。
例えば、
そろそろ味わいつつある、『更年期』その過ごし方。
体力的に衰えてきたときの、心の持ちよう。
もっと具体的なことで言えば、生活にかかるお金。保険や資産の運用の仕方。
私にはいませんが、子供への投資、援助、関わり方。
これからどんどん、できる事が少なくなっていく過程を先に経験した人の話は、本当にありがたい。
漠然とした不安はあるものの、結婚をしていない私はいろんなことに疎く、「ま、なんとかなるっしょ」と向き合わないこともしばしば。
ですが、『友人女性の悩み』として聞いた話や、『体の不調』という愚痴。
こららは、友人女性が私に何かを教えてあげよう!として話したわけではないものの、私のなかでは、
【これからの未来】
としてしっかりとインプットされており、おそらく同じ事が身に起こった時、
「はいはい、それね。」と想定した対処ができるようにはなっています。
もちろん、彼女とは環境や状況が違いますので、同じようには行きませんが、彼女がつまずいてしまった事や、「もっとこうすればよかった」という事は、彼女の経験から学び、ベストな答えがわかりました。
今、彼女が困っている事や、不安に思っている事は、今のうちから回避できるように準備をする事ができます。
彼女のおかげで、この先の不安が少し軽くなり、生きやすくなっていると感じます。
お次は、若い友人。
こちらは、【この先の未来】を教えてくれる先生です。
ついつい、自分の常識って正しいんじゃないかな?と勘違いしがち。
特に、若い人たちに対しては、彼らの未熟さを引き合いに出し、感覚の違いを否定しがちです。
『最近のわかいひとは〜』ってやつですね。
しかしながら、この先世界を動かして行くのは間違いなくその『若い人』であり、その人たちの感覚は『常識』になっていくのです。
すでに私の年齢では、過去の人。感覚もすでに過去になり、どんどんアップデートされて行くのです。
なんだか、ちょっと寂しい気もしますが、自分のアイデンティティーも大切にしつつ、今からの感覚も受け入れて行くのが正解かな〜と。
ちょっと、このブログにも関係するので例を出しますと、
今のカップル(←この言い方も古いのか??笑)の常識として、
『割り勘』は当然との事で。。
学生さんの話なので、社会人とはまた感覚が違うのかもしれませんが、
なんとなく、『年上、男性がご馳走するのが常識』という風潮があった時代に生きてきましたので、少し戸惑いました。
ですが、これって昔に比べて男女の格差がなくなってきたのかもしれないな。と、納得。これから性別ではなく、能力で差がつく時代になるのかな。と感じました。
私のブログでは、恋愛のお話もよく出てきますが、『おごる、おごらない』でお互いの気持ちを語る事は今の常識では難しいことだな。。と目から鱗でした。
そのほかにも、
物欲、出世欲よりも、安定で穏やかな毎日。とか、、
『欲』より『快』を求めているような話をされ、これまたびっくり。
私のまわりだけなのかな?
優しい子が多いからでしょうか?
若く元気があるのに。。と思うのと同時に、
『人と争うよりも、自分のできる事で上を目指す』という感覚に、感服。
なんだか、私よりも大人なんじゃない?と思ってしまう。
こういう意見を聞いて、私のブログの意義も方向も、『悪くない』と感じますし、
『形のあるもの』『形のないもの』の重要度の比率も変わりつつあるんだと、彼女たちの話から感じます。
そして、
【これからの未来】と【この先の未来】を感じることで、【私の未来】が作られて行けば、すごく生きていく事が楽で楽しいものになるんじゃないかなと思うんです。
どうでしょうか?
今回は感覚的なお話なので伝わりにくかったかな?とも思いますが、貴重な先生(年の差の友人)がいる方は、雑談のなかにたくさんの学びがある事を思い出して、世代差を『感じて』欲しいと思います。
きっと得られるものがたくさんあると思いますよ。
追伸
「私は同年代のともだちしかいな〜い!」
「友達はいません!」
って方は、別に困る事ではないのでご安心を。
もし、余裕があれば、
今度本を買おうかな?と思った時、著者の年齢を気にしてみてはいかがでしょう。
自分とは違った感覚を味わう事ができるかもしれません。
ぜひ、手にとってみてください!
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